外構工事とは建物の周囲の工事を指します。例えば家を立てた場合、門や塀の設置、車庫やカーポートの設置、庭石や敷石の設置など。昨今では外構工事のこと「エクステリア」と呼ぶ場合もあります。外構工事は一般的な住宅建築とは少し作業の勝手が違うため、外構工事専門や、外構工事を得意とする建築会社も存在します。
この記事では新潟を施工エリアとする、外構工事を得意とする工務店を紹介します。
外構工事(エクステリア)とは主に敷地内における屋外の工事です。そのためその地域の気候条件や天候条件の特徴を考慮して行うことが大切です。
新潟で外構工事を行う場合にまず考えなければいけないのが雪の問題です。新潟県は山脈が多く、山の周囲はほぼ豪雪地域となります。県庁所在地の新潟市は海に面しており、山からは離れているため降雪量は新潟の中では少なめです。しかしそれでも12〜2月くらいの真冬の時期は雪が降るため、やはり雪対策は必要です。一方、夏場の新潟は関東並みの暑さとなります。新潟は山が多く、山に囲まれた盆地の地域が多く存在します。盆地は風通しがあまり良く無いため、湿度が高くなりやすく、夏はムシムシした暑さになります。県庁所在地の新潟市は新潟県の中でも比較的平野部のため、湿度は低めです。
例えば自動車を保有する場合は駐車場スペースを敷地内に設置する必要があります。自動車は窓さえ閉めればそれなりに防水対策がしてあるため、雪が多い新潟でも野外に駐車しておくことは一応可能です。しかし車に雪が積もったらそれを除雪する必要があるし、外気温が氷点下になってしまうとエンジンが凍りついて運転に支障が出る場合もあります。何よりも自動車を動かす度に車の除雪作業をするのは大変ですよね。このため駐車スペースに、車庫かカーポートがあると無いのとでは除雪の労力がかなり違ってきます。
新潟のような雪が多い地域の住宅は一階部分を駐車のための車庫にして、2階と3階部分を居住スペースにする3階建ての構造が人気です。新潟の住宅で自動車を保有する場合、少なくともカーポートは欲しいところです。そして玄関からカーポートまでの距離が近いほど除雪作業も楽になります。雪は屋根にも積もるため、屋根の雪が自然に落下するように屋根を鋭い傾斜の構造にするのも雪国の住宅の特徴です。雪が落下する部分は冬の間、常に雪がたくさん積もるため、そのスペースに設置できるエクステリアは限られてしまうことも雪国の外構工事の注意点です。
新潟で家を建て、外構工事を依頼するならば地元の業者に依頼することになると思いますが、新潟を中心に営業している工務店、建築会社ならば新潟の気候条件をよく理解しているため、安心して相談できます。新潟は雪が多い地域のため、外構工事は重要です。県外からの引越しで、新潟の気候条件にあまり詳しく無い場合は、専門の施工業者によく相談しながら外構工事の計画を立てましょう。
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